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- 2008年4月14日
カーウイングス 石川です。
今日は、カーウイングスの最も重要なサービスの一つ、最速ルート探索について、技術的にご紹介したいと思います。
カーウイングスの最速ルート探索は、普段、どのようなシーンで利用していますでしょうか?
日常の10分程度の近くのスーパーへのお買い物、地方都市で渋滞の少ない地域での通勤などでは、余り活躍の場が少ないかもしれません。
一方、都心など渋滞が慢性的に発生している場所などで頻繁に利用しているお客さまもいるかもしれません。
ナビゲーション自体の利用の仕方も様々かと思いますし、自動的に渋滞情報をダウンロードしていれば「使っている」という感覚もなく、最速ルート探索の恩恵を受けている場合もあると思います。
とはいえ、運転時間が短くなることで、環境にも優しいルートとも言える「最速ルート探索」の仕組みについて、ご紹介します。
最速ルートは、目的地まで最短時間で到着するルートを案内し、高精度な到着予想時刻を提供します。
なぜ、最短時間で到着するルートが案内でき、高精度な到着予想時間を提供できるのでしょうか?
まず、基本的なメカニズムから。
最速ルート探索は、自車位置と目的地の間を距離に応じて3分割し、そのエリアごとに最も正確な交通情報を利用してルートを探索します。エリア毎に利用する交通情報は以下のとおりです。
自車位置付近の近距離エリアには「リアルタイム交通情報であるVICS情報」と「VICSが提供されていない道路にはプローブ交通情報」を、中距離エリアには通過時刻の交通状況をVICS情報をもとにリアルタイムに予測した「予測交通情報」を、遠距離エリアには日常的な交通状況を統計処理した「統計交通情報」を利用します。これらの交通情報を組み合わせてルートを探索します。
例えば、横浜から成田空港に朝7時に出発して向かおうとして、横浜を出るときに、成田空港周辺の7時のリアルタイムの渋滞情報は必要ではありません。どうしてかと言うと、成田空港の付近にはまだ到着していないからです。
クルマがいる地点の近くは、VICS情報とプローブ交通情報を利用します。
そして、遠くなるにつれて、最速ルート探索に効率的な交通情報を利用するというわけです。


